身体を「消耗品」ではなく「複利で回る資産」として設計する
減量後の体重維持は極めて難しい。意志の弱さではなく、皮肉過程理論や自我消耗といった心理学・行動経済学の構造から、身体資本への投資としての環境設計を解剖する。
Grossman (1972) の健康資本モデルから、RAND、Lancet、NEJM等の論文で身体投資のROIを定量化。$1→$6の驚異的リターン。
954人を38年追跡したDunedin研究とエピジェネティクスクロックが明かす老化速度の個人差。カロリー制限で2-3%減速、8週間で3.23歳若返り。
米国で最大4,110億ドルの損失を生む睡眠負債。RAND研究所の大規模研究から、睡眠時間が6時間を切ることで発生する「見えない経済損失(プレゼンティズム)」を算出する。
100万人メタ分析(Lancet)が示す座位リスクの正体。最も活動量の多い群では全死亡リスクの有意な上昇が認められなかった。「Sitting is the new smoking」の科学的妥当性を、一次論文データで検証する。
腕立て伏せ40回で心血管リスク96%低下。週30分で死亡率10〜17%低下。ジム代¥0、スペース1畳、所要時間10分──論文が証明した自重トレーニングのROIを定量化する。
BDNFが脳に撒く"肥料"の正体。2024年メタ解析(36 RCT, 2,515人)が示した最適解は、走ることと担ぐことの融合だった。
運動が続かないのは意志の弱さではなく、設計の問題だ。BJ FoggのB=MAPモデルを軸に、Motivation・Ability・Promptの3変数から「行動が続く仕組み」を解剖する。